イエール大学医学大学院と退役軍人省で自動パッチクランプが採用されました。

イエール大学医学大学院の「Center of Neuroscience and Regeneration Research」、アメリカ合衆国退役軍人省ウエスト・ヘブン・メディカルセンターでは、主に慢性疼痛に関する研究のサポートと強化のため、複数の市場にある自動パッチクランプ(APC)ソリューションを評価しました。そして、WaxmanラボにてQube38およびQPatch II 48のロボットパッチクランプシステムが採用されました。これにより、イエール大学およびアメリカ合衆国退役軍人省ウエスト・ヘブン・メディカルセンターは、このパワフルで新しいテクノロジーを持つ数少ない学術機関のひとつになりました。

QubeとQPatch IIのどちらも採用された理由は、生理食塩水内でより長くスクリーニングできること、今まで以上に集中したアッセイの運転を行う要望からでした。Qubeは無人で夜間運転できることによる長いスクリーニング、QPatchシリーズのシステムはシールエンハンサーを使用せずにギガオームのシールを達成することのできる唯一のミディアムスループットAPCです。これらロボットデバイスは人類の電気生理学と同等のハイスループットスクリーニング能力を提供します。

Dr. Mark Estacion、Dr. Brian Tanaka、Dr. Sulayman Dib-Hajj、その他多くの博士研究員やイエールMD-PhDの学生がこのハイスループット機器を使用し初期研究を行うでしょう。

イエール大学医学大学院の「Center of Neuroscience and Regeneration Research」、アメリカ合衆国退役軍人省ウエスト・ヘブン・メディカルセンターについて。
Center of Neuroscience and Regeneration Researchの目的は傷ついた神経システムの機能を再構築し、脊髄の怪我、多発性硬化症、脳卒中、外傷性の脳の怪我、神経の痛みなどから機能回復を促進する「分子革命」の実行を目標にしています。詳しくはこちら

Director Stephen Waxman MD, PhDについて(Bridget M. Flahert神経学および神経科学博士)
ウエスト・ヘブンの退役軍人省のキャンパスに1988年Center of Neuroscience and Regeneration Researchを建設しました。彼は1986年から2009年までイエール大学にて神経学のチェアマンを務めました。Waxman博士の研究は洗練された分子イメージングとコンピュータシミュレーションと共に、分子、遺伝子、生物物理、幹細胞基づいた薬理技術を使い、精神性疾患、特に脊髄の怪我や多発性硬化症、神経因性疼痛など分子ベースの調査やこれらの障害で苦しむことを和らげる研究です。Waxman博士はこれまでに700以上の科学的な出版物を発行し、それらの出版物は40,000回以上も閲覧されました。Waxman博士は多くのジャーナルにおいて編集委員会に参加し、世界中で研究チームをリードするアカデミーの神経学者や神経科学者を200人以上も教育してきました。Waxman博士について詳しくはこちら