アンプ

Sophionではパッチクランプ用アンプを自社開発しています。アンプのタイプに応じて、シリーズ抵抗(Rs)や細胞膜容量(Cslow)を自動補正し、最大300nAの電流が測定可能です。これらの仕様が、Sophion製品の特徴である高品質なデータ記録に可能にしています。当社では、アンプが信頼性と再現性の高いイオンチャネル記録を得る上で非常に重要であると考えています。そのためには専門スタッフに経験の積み重ねを活かした自社開発により、すべてコントロールする必要があります。アンプをどのようにパッチクランプ装置に組み込むべきかという深い理解があるからこそ、Sophionが市場で最高のアンプソリューションを提供できると確信しています。

スクリーニングステーションの作業台では、ベッド・オブ・ネイル(bed-of-nails)と呼ばれる部品によってアンプ前部とパッチクランプ電極を直接接続します。 この距離は非常で、周囲からの電気ノイズの混入を低減するために最短に設定されています。

複数のパッチクランプアンプがプリント回路基板上に実装されているため、すべてのアンプをパッチクランプ電極の近くに配置することができます。Sophionのアンプは小型化によって大規模の並列処理に適しており、相当な拡張性があります。

  • 電位固定
  • カレントクランプ
  • 同一スイープ内における電位固定とカレントクランプ
  • シリーズ抵抗補正(Rs) (最大100%)
  • 細胞膜容量補正 (Cslow)
  • 最小限のノイズ
  • 最大300nAまでの電流測定

オートパッチシステム専用設計