QChips
Qubeシステムにとって不可欠なのは、測定プレートであるQChip 384です。Sophionには平面のプラナー電極において高いシール抵抗を得つつ、微細流路内で液体を適切にコントロールするためのノウハウが蓄積されています。それによってSBS標準サイズ内に384の測定ウェルを収めることが可能となりました。QChipはいくつか種類がありますが、以下の特徴はすべてで共通です。
- ギガシール形成技術
- 384対の組込済み電極
- メンテナンスフリーでしかも即使用可
- ドリフトのない長時間記録(> 1時間)が可能
- マイクロ流体流路における精密な液体ハンドリング
用途に応じてQChipの種類をご選択ください
QChip 384 – 測定ウェルあたり電極孔1個のシングルホールプレート
QChip 384X – 測定ウェルあたり電極孔10個で、10個の細胞から電流測定するマルチホールプレート
QChip 384D – 測定ウェルに電極孔の数を変えたアッセイ開発用プレート
QChip 384C – 電極孔の数と口径をカスタマイズできるオーダーメイドプレート
アプリケーション
QChip 384とQubeを組み合わせることにより、下記の用途に使用することができます
- 任意のイオンチャネルの一次スクリーニング
- 化合物の特性評価
- 複数プレートにわたる評価や累積適用による濃度依存性の検討
- 任意のイオンチャネルの生物物理学的特性評価
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