Qubeにおいて洗練され、かつ簡単なスクリーニングを実施するための段階的プロトコル

今回ご紹介する文献では、自動パッチクランプシステムであるQubeにおいて、Nav1.7のスクリーニングプロトコルの設定とデータ記録のための基本的な手順について解説しています。ここでは段階的な手順の詳細とともに、3つのプロトコルが提示されています。最初に、従来の定常状態不活性化の測定と新しいアダプティブオンライン推定を使用して、半数のイオンチャネルが不活性化する電位であるV½を推定するプロトコルについて述べています。次に、アダプティブオンラインV½測定を使用した状態依存プロトコルを確立し、既知の対照遮断薬の濃度反応曲線(CRC)を得ました。最後に、刺激頻度依存プロトコルを紹介します。今回の研究では、サンプルとして用いた対照化合物は、Nav1.7における状態及び刺激頻度に依存した抑制作用を正確に捉えることげできました。

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