トロント大学、デンマーク工科大学、およびSophion Bioscienceがコブラトキシンの中和抗体に関する共同論文を発表
ヘビ咬傷は、世界で最も貧しい地域に暮らす人々に広がる、顧みられない熱帯病(World Health Organisation, 2017)に指定されました。
さらに、Sophionでは、コブラの毒に含まれるα-コブラトキシンを中和する次世代モノクローナル抗体の開発と特性評価に取り組んできました。この抗体は、トロント大学とTechnical デンマーク工科大学の共同研究者により、ファージディスプレイ法によって発見・開発されました。この抗体のニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)イオンチャネルに対するin vitroの機能的中和効果をQPatch IIで測定しました。
Protein Scienceに掲載された論文はこちらからご覧いただけます。
上位2つによるIgGのin vitro中和効力は、全細胞パッチクランプ法による電気生理学的測定によって評価が行われました。精製されたα-CTxによるACh依存性電流の遮断は、ブロッキングIgGの連続希釈により毒素をプレインキュベーションすることで逆転しました。シグナルは完全な反応に対して正規化されました。(α-CTxおよびIgGがない場合)