COVID-19 and Sophion
COVID-19 UPDATE
COVID-19の急激な感染拡大は、私たちの家族、友人、企業、生活様式など、さまざまな形で私たち一人一人に影響を及ぼしています。この急速に変化する状況により、ソフィオンバイオサイエンスも運営方法を見直し、新たな状況への適応を強いられることになりました。
私たちは、この試練を機会として捉えて積極的に取り組み、ユーザーのご要望に対してより専門的かつ効率的で、より集中的なサポートを提供していく、将来的にお客様のより良いパートナーとなり得る会社を目指します。
安全第一
私たちが最も優先するのは、私たちが頻繁に関わるスタッフ、ユーザー、サプライヤーの安全です。新型コロナウイルスへの曝露を抑えるために、スタッフの海外への渡航を制限し、可能な限り在宅勤務を勧めています。優れたIT基盤、バランスのとれた帯域幅とVPN容量を整備することで、非常に大規模なパッチクランプデータであっても自宅からリモート作業が可能です。また、社内ならびに世界中の顧客とのオンライン会議の機会を増やすことで、リモート環境への移行はスムーズに完了しました。
製造、サービス、サポートの維持
コペンハーゲン、ボストンならびに本庄早稲田にあるソフィオンバイオサイエンスのラボは現在も稼働しています。ただし、実験を実施する時間を調整して感染のリスクを減らすために、全て研究員が同時に作業することは避けています。アッセイとアプリケーション開発に関するユーザーサポートのために実験室での作業は必須ですが、レポートの取りまとめやサポートはホームオフィスから簡単に行うことができます。
機器の整備等を担う技術サポート部門も稼働中です。ただし、定期保守点検については延期をお願いする場合もあり、現場での修理が必須でない限り、通常はスタッフの派遣を控えるようにしています。現在サポートは可能な限り、TeamViewerを介したシステムへのアクセス、ビデオ会議、または電話のいずれかを使用する、リモートアシスタンスによって行っております。もちろん各国の規制に従う必要があり、現在サポートに伺うことができない地域もございます。
製造と組立のラインは機能していますが、感染のリスクを減らすために、朝と夕方にシフトした2交代制で作業しています。
混乱を最小限に抑える
ここ数か月でユーザーの多くがラボ内の研究員密度を下げたり、実験室を閉鎖したりしていることが判明しました。一部のユーザーが再び稼働率を高め始めている一方で、他のユーザーはラボの閉鎖に着手したばかりです。
私たちは、科学とイノベーションの発展が止まらないように、あらゆる力を尽くしてまいります。日々のQPlateとQChipの配送は現在も継続しており、確実にお客様のお手元に届くように手配されています。QPlateとQChipの生産も滞りなく続いており、QPatch IIとQube 384の製造についても同様です。
一部のユーザーは、渡航制限のために新しいシステムの導入・設置を延期しました。しかし、世界が再び平時に戻るときに向け、私たちは既に準備ができています。
今後の展望
これまであり得なかったこの異常な状況下でも、ソフィオンは、「より良い、より安全な医薬品をより早く開発する」ために、私たち全員で取り組んできた大いなる理念に基づくサービスを通じて、お客様にとってより良いパートナーになるという誓いを新たにいたします。この危機の最中も、またそれが去った後も、私たちはお客様が目的を達成するまでここで支援し続けます。
どんなことでもお気軽にご連絡ください。私たちはあなたとあなたの周りの皆様の健康を願っております。また、一日でも早く再びあなたとあなたのチームに直接お目にかかってサポートできることを楽しみにしています。
私たちは、より強力なチーム、より調和した会社、そして願わくばより一層思いやりにあふれた世界とともに、この試練から抜け出せることを確信しています。