オンラインセミナー (録画配信) : オートパッチと高分子

抗体、毒素、ペプチドといった高分子は、イオンチャネル研究や創薬の分野で急成長しており、世の中に新しいアイディアやモダリティをもたらしています。

現在までのところ、低分子化合物による電位依存性Naチャネル(Nav)への介入は、臨床ではほとんど成功していません。これは主に、標的外作用を最小化する高いサブタイプ選択肢を持つ化合物開発が困難であるためです。いくつかの毒素は個々のNavサブタイプに対して高い活性と特異性を持つため、チャネルの構造や機能を明らかにするための研究ツールとして広く使われています。しかし、これらの毒素がすべての科学的な問いに答えているわけではなく、実際に研究されているのはごく一部の動物毒に過ぎません。

このオンラインセミナーでは、Steve Trim氏(Venomtech)とJuha Kammonen氏(Charles River Laboratories)が、Qube(384ウェルハイスループットオートパッチクランプ装置)を用いた、Nav1.4およびNav1.7に対するヘビ毒分画ライブラリースクリーニングについての共同研究成果について発表しています。また、弊社のKim Boddumが高分子におけるSophionの活動について説明しています。