ApconiXでQPatch II 48を設置しました

毒物学とイオンチャンネルの総合研究企業であるApconiXは、クライアントの高まる需要に応えるため温度制御付きQPatch II 48を導入しました。英国で初めてQPatch IIを導入する医薬品開発受託機関であるAconiXチームは、既存のクライアントだけでなく新規のクライアントにもこの装置を使用してトップ品質のイオンチャンネルサービスを提供し続け、さらに優れたデータ品質と迅速な対応を目指します。

QPatch IIシステムは、生理溶液内でシールエンハンサーを使用せずギガオームシールを生成できる独自の可能性と、測定サイトで温度管理が可能なことから選ばれました。装置は11月初旬に導入され、設置作業は順調に行われました。ApconiXチームはアッセイの設定も完了し、実験と結果分析も設置と実習をしたその週のうちに終えることができました。

ApconiXのディレクターで創業者のひとりであるであるMichael Morton氏はこのように述べます。

「我々はSophion Bioscienceと過去に協業時期があり、当時QPatchを利用し大成功しました。この高まる需要に応じるためにSophionとパートナーシップを再開することは当然のことでした。当社クライアントからは高品質データの需要が高まり、多くの場合、生理用液内でのアッセイの実行や実験時の高精度な温度管理といった特有の要求を受けています。QPatch IIはこれらの要求を満足し、さらに上の性能を有するため当然の選択でした。QPatch IIにはいくつかのアップデートで新しい機能が備わり、またデザインも魅力的です。そして、再びSophionファミリーの一員となれたことが最も嬉しいことです。これからのSophionとの協業を楽しみにしています。」

ApconiXはイオンチャンネル生物学のエキスパートであり、安全性の高い実験やあらゆる場面で非臨床プログラムの設計と供給を目標としています。

ApconiXは、世界的に有名な企業を設立するという高い志と野望を持った3人のAstraZneca従業員により設立され、非臨床で薬物安全性に関する幅広いノウハウを持つチームの技術と経験で構成されています。

近年、製薬業のモデルは、大企業の社内業務を減らし外部の信頼できるパートナーに重要な技術を委託するケースが進展しています。多くの中小企業や学術機関のグループが専門的なサービスへのアクセスを必要としています。

https://www.apconix.com/