Qube Falconがラボの効率を向上させます

Qube Falconがリリースされました。より良い薬剤を、より早く見つけることに有効なアップグレード版として提供します。
Eagle以降、Qubeは細胞固有の記録を可能にするadaptiveプロトコルを搭載し、より精密なデータを収集してきました。
最新のadaptiveプロトコルでは、さらに10〜90%の活性化/不活性化領域を柔軟に指定できるようになりました。
実験中に取得した細胞の自身における測定結果は、刺激電位としても固定電位としても直ちに適用することができます。

Falconはアイドルスイープが実行可能です。つまり一つの薬液適用ピリオドから次のピリオドへ移行する間のスイープにおいても、細胞へ均質な頻度で刺激を与え続けることで、より安定した測定結果をもたらします。

Qubeには連続抵抗(Rseries)、膜容量、リーク電流を補正する高度なメカニズムがあり、アンプ384台すべてでこれらのパラメータをコンピューターが並行して計算するのに今まで約10秒を要していましたが、Falconを使用することでこれが約4秒にまで短縮されました。この技術向上により、例えばCiPA hEGRプロトコルを、全スイープにおいてパラメータ予測付きで走らせることができるようになります。

Qubeは、夜間などにおいて無人運転が可能な高い忠実性を持った自動パッチクランプ装置であるため、自動的に画面上のバーコード/化合物リストの整合、プロジェクト内に結果の追加と分析を行うことができます。

この製品を安全に誤りなくお取り扱いいただくために、さらに詳しい情報やリモートおよび実際のデモによる紹介をさせていただきますので、お気軽に当社までお問合せください。

High throughput screening on Nav1.1 using Qube

The voltage-gated sodium channel NaV1.1 is highly expressed in fast spiking interneurons (FSIs), which are important for memory encoding and other cognitive functions. An impaired function of FSIs is associated with disorders like autism, schizophrenia, Alzheimer’s and others. Potentiators of NaV1.1 have been shown to minimize cognitive dysfunction in transgenic mice with decreased levels of NaV1.1 in parvalbumin-positive neurons and this target thus lend itself to therapeutic intervention. The challenge is to identify the molecule with the desired mode-of-action which inherently requires electrophysiology. In summary we show that Qube 384 provides:

  • Success rates up to 97%
  • Stable, unattended measurements over 7 hours
  • Consistent current voltage relationship
  • High reliability of detecting NaV1.1 activators

For the full application report please see here.