Sophion – 創薬におけるイノベーションの促進

QPatchデータを利用した特許が世界中で公開されるケースが増えています。2005年以降、QPatchによる高品質な電気生理学データのサポートを受けた350件以上の特許ファミリーが公開されています。昨年だけでも60件の特許ファミリーがQPatchデータのサポートを受けて公開されており、年間の特許出願件数は増加傾向にあります。

特許の大部分は米国(46%)で登録されており、これに日本、英国(各11%)、スイス(10%)が追随しています。残りの22%は様々な国からの登録で、中国がそのうちの5%を占め、ドイツ、イタリア、デンマーク、スウェーデンなどが続いています。
特許出願の大半が、塩野義製薬、大日本製薬住友製薬、ノバルティス、アストラゼネカ、Johnson&Johnson、ギリアドなどの大企業からのものであることにさほど驚きはありませんが、小規模な製薬会社の多くが自身の特許出願の一部にQPatchデータを利用していることは驚くべきことです。


QPatchのデータが創薬、化合物の特性評価、心臓安全性試験だけでなく、特許出願でも世界中で積極的に活用されていることを嬉しく思います。

ニュースソース: https://worldwide.espacenet.com/