Metrion Biosciencesは、Sophionの技術により、顧客の高度な要求と複雑化するアッセイに対応しています。

Metrion Biosciencesは、Sophion BioscienceのQPatch IIとQube 384パッチクランププラットフォームを採用し、複雑化するイオンチャネル研究に成功を収めています。これにより、Metrionはより多くの大規模なプロジェクトを遂行し、顧客基盤を拡大しています。

 

 

MetrionとSophionは、長年にわたり親密な関係を築いてきました。Sophionは、アッセイの最適化、アプリケーションや機器のテクニカルサポート、機器メンテナンス等により、Metrionがオートパッチクランプのメリットを最大限に得られるようサポートしています。

全文はこちらからダウンロードできます。

Qube 384を用いたKv1.5ハイスループットスクリーニング

多くの組織においてKv1.5チャネルは見つかっており、このチャネルは心臓活動電位の再分極相に関わるIkur 電流の背景にあることが知られています。もしこのチャネルが正しく機能しない場合、死に至ることもありえます。 一方で、このチャネルを薬理学的に阻害することは様々な様態の不整脈の治療に繋がる可能性があり、そのためKv1.5チャネルのスクリーニングは有用であると考えられます。ソフィオンは同ターゲットのハイスループットスクリーニング法を開発いたしました。詳細はこちらから。

Sophion副社長兼R&Dおよびマーケティング担当であるThomas Binzerが自動パッチクランプでサイエンス市場と学術研究界との掛け橋を築きます。

Sophion副社長兼R&Dおよびマーケティング担当のThomas BinzerとのArtem Kondratskyisのインタビューで、SophionのAPCロボットに関することや産業界および学術研究界の中でどのように使われているかなど詳しい情報が、ionchannellibrary.comにオンライン掲載されています。ぜひお読みください。

自動パッチクランプ、学術研究界とのコラボレーション、そしてSophion製品の名称全てにQが付く理由についてのインタビューです。

Eurofins Panlabs Inc.が384フォーマット自動パッチクランプへのアップグレードを発表しました。

7月にEurofinsからQube384の発注があり、すぐに設置しました。Eurofinsは、最高の電位固定、成功率、また無人で運転できる機器を検討しており、長い時間を掛け慎重な機種選定を行いました。このような検討の結果、EurofinsのグループにSohion BioscienceのQube384を選んでいただきました。機器の導入はスムーズに行われ、わずか1週間の設置作業およびトレーニングの後には、スタッフ自身によって実験準備から実行までも行うことができました。

Eurofinsのサイエンティフィック・ディレクター=Bryan Kociはこのように語ります:

「私たちは384-APCのフィールドで徹底的な比較を行い、全てが統合されたユーザーフレンドリーで高い性能やデザインを持つQube384を選択しました。COVID-19による世界的な非常事態の中、Eurofinsの最重要課題は、クライアントの方々への供給と従業員およびその家族の安全です。Qube384プラットフォームの大きなメリットは、その場にほとんど立ち会わず無人で運転できることで作業者の時間を取らせず、クライアントの方々に継続的なサービスを提供しながら従業員により安全な労働環境が可能になります。Qube384プラットフォームは、Eurofins Discoveryの統括的なイオンチャンネルスクリーニングサービスにおける最高の追加製品であり、近い将来、Qube384による高品質で高いスループットのスクリーニングデータをクライアントの方々に提供できることを目指しています。」

Qube Falconがラボの効率を向上させます

Qube Falconがリリースされました。より良い薬剤を、より早く見つけることに有効なアップグレード版として提供します。
Eagle以降、Qubeは細胞固有の記録を可能にするadaptiveプロトコルを搭載し、より精密なデータを収集してきました。
最新のadaptiveプロトコルでは、さらに10〜90%の活性化/不活性化領域を柔軟に指定できるようになりました。
実験中に取得した細胞の自身における測定結果は、刺激電位としても固定電位としても直ちに適用することができます。

Falconはアイドルスイープが実行可能です。つまり一つの薬液適用ピリオドから次のピリオドへ移行する間のスイープにおいても、細胞へ均質な頻度で刺激を与え続けることで、より安定した測定結果をもたらします。

Qubeには連続抵抗(Rseries)、膜容量、リーク電流を補正する高度なメカニズムがあり、アンプ384台すべてでこれらのパラメータをコンピューターが並行して計算するのに今まで約10秒を要していましたが、Falconを使用することでこれが約4秒にまで短縮されました。この技術向上により、例えばCiPA hEGRプロトコルを、全スイープにおいてパラメータ予測付きで走らせることができるようになります。

Qubeは、夜間などにおいて無人運転が可能な高い忠実性を持った自動パッチクランプ装置であるため、自動的に画面上のバーコード/化合物リストの整合、プロジェクト内に結果の追加と分析を行うことができます。

この製品を安全に誤りなくお取り扱いいただくために、さらに詳しい情報やリモートおよび実際のデモによる紹介をさせていただきますので、お気軽に当社までお問合せください。