シンガポールの南洋理工大学がQPatchに関する2つの論文を発表しました
Seow Theng Ong博士、George Chandy博士、そしてそのA*STARとシンガポールの南洋理工大学の仲間達が、当社のQPatchソリューションを使用したイオンチャネルと免疫学の研究成果に関するする2つの論文を発表しました。
4つの大陸にまたがる様々な領域の共同研究において、彼らはNature Microbiology誌へQPatchを使用した単球免疫細胞のKCNJ15/Kir4.2イオンチャネル記録に関する論文を発表しています。この研究は、結核の感染とクリアランスに関して、私たちの理解を深めるものとなっています。論文の詳細はこちらからご覧頂けます。
もう1つの論文では、Kv1.3毒素ペプチドアナログダラザタイド(ShK-186)が結合した状態と結合しない状態におけるKv1.3イオンチャネルのクライオ電子顕微鏡法の構造を作り出しました。Kv1.3イオンチャネルは免疫T細胞の活性化において重要な要素であり、ダラザタイドで免疫T細胞をブロックすることで自己免疫疾患(乾癬など)に見られる過剰な活動を抑制することができます。PNASにて発表された論文はこちらからご覧頂けます。