心臓イオンチャネル電気生理学の最先端にたつSophion

心臓イオンチャネルは、心拍を生み出す心活動電位の生成や維持に不可欠です。そのため、新規薬剤承認時における新規化学物質(NCEs)の心臓イオンチャネル安全性評価は薬剤開発研究において重要な項目です。

Sophionの研究者が心臓イオンチャネル分野へ新たな2つの論文を発表しました。

1つ目は、Sophion東京ラボ(本庄早稲田)の鶴留一也・大城博矩・和泉拓が、東邦大学との共同研究において、心臓イオンチャネルパネルに対するOseltamivirの抗心房細動作用に関するデータをQubeを用いて取得しました。

2つ目は、心臓安全性薬理学者として多くの経験を持つBernard Fermini博士とDamian Bellとの共著による、自動パッチクランプ装置(APC)のレビュー、最新の機能開発状況、そして医薬品開発における心安全性評価にAPCがどのように用いられ、どのように変化をもたらしているかについて取り上げています。

2つの論文についてはこちらから

心臓イオンチャネルとQube/QPatchについて詳しくはこちらから

5つの心臓病イオンチャネル電位に効果するOseltamivir – Kambayashi及びその他著書から複製された記述、Frontiers in Pharmacology, 2021