QPlates
QPatch用のバイオチップであるQPlateは、常に一貫した品質を保証し、妥協のない実験環境を提供します。
測定サイトごとに組み込まれた一対の電極は、メンテナンスの手間とドリフトのリスクを排除し、一貫して高品質なデータを保証します。パッチクランプ用シリコンチップ基板は、シールエンハンサーを用いることなく生理緩衝液ベースの内外液のみでギガシール形成が可能です。
- 生理緩衝液ベースの内外液によるギガシール形成
- 化合物の吸着が最小限に抑えるガラス製流路
- メンテナンスおよびドリフトフリーの電極
- シングルおよびマルチホール実験が可能
QPlateには以下の4種類の異なる製品があります。
QPlate 16
QPlate 16X
QPlate 48
QPlate 48X
QPlateは、従来のガラスピペットを使用する代わりに、16個または48個からなるシリコンベースのパッチクランプウェルで構成されています。
この技術は、従来の標準的なギガシールの形成過程を規格化し、妥協のないデータの品質を保証します。
各実験記録サイトには、精密な溶液交換を可能にする精緻なガラスマイクロ流体流路が配置され、吸着性の高い化合物による問題を回避しています。
これは、リガンド作動性および電位依存性イオンチャネルのパッチクランプのいずれにおいても理想的です。
化合物の適用には、化合物とバッファーを細胞に送達するマイクロ流体構造を用います。これによって一連の化合物または濃度を、同一細胞に順次適用することができるため、処理能力が向上し、1データあたりのコストを低減できます。
QPlateは、シングルおよびマルチホールの両方の形式がご使用いただけます。また、さまざまなパッチホールの径と数(マルチホール型QPlateの場合)もご要望に応じてご注文いただけます。
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